今、ポジションもないのでゆったりした気分で読書。
本屋さんのオススメに載っていた燃えつきるまでを購入。
すごいドロドロしたお話なのだが、淡々とかかれているからなのか
不思議と自分にずっしり来ないけれど、でもかえりみることができる。
程度の差があれど誰もが経験する失恋と、憎悪。
それをどう消化して昇華していくかがその後のカギとなると訴えている。
つらい今を嘆いていても始まらないけれど、つらい今こそが大事だと。
今大失恋をしているわけではないが、年齢的には主人公と同等。
そして、先行きのことを悩んでいるし、会社の立場は現実的に第一線にはなれない。
いろんな意味で自分を乗せてしまって悩みもしたが、
そういう生き方もあるのかというひとつのもぎたい件もできた。
ちょっとだけ元気が出てきた。
燃えつきるまで
唯川 恵 / 幻冬舎
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